お知らせ

設計技術チームをご紹介します。

今回のブログは、当社のチーム紹介第四弾です。「設計技術チーム」についてご紹介いたします。

設計技術チームの業務

設計技術チームの業務は、主に「現場業務」と「内勤業務」に区分されます。

現場業務

現場業務では、下記のような業務に取り組んでいます。
現地で測量・写真撮影を行ったり、役所へ訪問して資料の確認・転記を行ったりします。


現場業務は、下記のような流れで行っています。

  1. 調査前確認:受領資料から調査場所の住所・状況を調べて、下図を作成する。
  2. 現場調査:現場で対象物の計測・写真撮影を行う。
  3. 現場整理・作図:調査結果を整理して、調査結果の入力や写真台帳の作成を行う。
  4. 納品:成果品を紙やデータで納品する。

内勤業務

内勤業務では、下記のような業務に取り組んでいます。
現場調査結果を基にCADで作図を行ったり、資料を基にGISデータや3Dモデルを作成したりします。


・現場調査図面(AutoCAD)

現地で測量した結果や行政へ調査を行った結果を基に、CADで作図を行います。

・CAD図作成・更新(AutoCAD)

お客様よりご指示頂いた内容をCADで作図や更新を行います。

・縦横断図(AutoCAD)

点群やオルソより地物を確認し、縦断面図(dwg)に反映を行います。

・フィルタリング(ArcGIS・LP360)

点群データの分類分けを行い、地表面データ(DEM)を作成します。

・森林業務(ArcGIS)

森林部分の境界を資料を基に境界を作成します。

・MAP更新(MasterMap)

当社開発システム「MasterMap」を導入されているお客様より竣工図や工事日報を受領し、MAPの更新を行います。

・3Dモデル作成(3dsmax・AutoCAD)

表層データ(DSM)と現地写真を基に3Dモデルを作成します。

新たな取り組み

設計技術チームでは、新たな取り組みとして LiDAR測量 を行いました。

LiDARとは

Light Detection And Rangingの略で、光を使って離れた物体の距離や方向を測定する技術、またその技術を使った装置です。発光するレーザー照射に対する反射光を測定し、その発射時刻と観測時刻の差を求めれば対象までの距離と方向を測定が出来ます。
iPhone ProにもLiDARが搭載されており、微弱な赤外線レーザー光を発して周囲約5メートル以内の反射する光を測定できるため、今回の試みではこちらを使用しました。

測量方法

撮影
 ・iPhoneを地面に対して70~80度傾けて撮影
 ・道路を半歩~一歩ずつずれながら往復して撮影

編集
 ・撮影した点群のデータをPIX4D maticに取り込み処理

※撮影軌道

測量結果

下記のような結果が得られました。


【こちらの記事も合わせてぜひご覧ください】  
 ・チーム紹介第一弾:システムチーム
 ・チーム紹介第二弾:空間解析チーム
 ・チーム紹介第三弾:保安推進チーム

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